キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
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fc167 ヤムット・絨毯

産地 ヤムット YAMUT/YOMUT CARPET
年代 1910年
大きさ 147*97cm
価格 ご売約済み ありがとうございます


風格すら漂う、トルクメニスタン産のヤムット。
仕入れられるヤムットの内、完品としてはこれが最後になると思います。
何故なら、オールドでさえトルクメニスタンから輸出が困難であり、アンティークは隣国に流れているものから探す事になるからです。
かつて政情が安定していた時はバクダッド経由で手に入りましたが、今はもう無理。
イランではトルコ国内より高く、残るはブハラまで行って、直接、持ち主から買い取る方法がありますが、空港で見つかった場合は持ち出しを禁止されます。
そんなリスクとお金を掛けるより、イスタンブルの有名ギャラリーに行けば世界中から収集した逸品があり、価格は張りますが手に入れる事ができます。
しかし、このヤムットはそれらギャラリーのものより状態が良く高品質、何より安全です。
では、どうやってこれを手に入れたか、興味のある方も多いでしょう。
実は、最後の手段として、ロシア経由で手に入れる方法がありました。
同じ社会主義国家の隣国、アゼルバイジャンは同じトルコ系のアゼリー人が人口の9割以上を占め、古くから交流があったため、今も、トルクメンが眠っているのです。
つまり、この方面と折り合いを付け、真贋を見抜く目があれば絶好のチャンスがあるのです。
しかし、それも2年位前まで。
良いものは買い尽くされて残るは端切ればかり、それらですら、欧米のコレクターが喜んで買っていきます。

前置きが長くなりましたが、これはアンティークのトルクメンでは大変珍しいフルパイルかつ、超過密な織り密度。
古いトルクメン絨毯はベルベットのように滑らかですが、これはパイルの隙間がまだ詰まっているので、パンパンに膨らんでいる感じがします。
それでは、年代の若いものではないの?という疑問を持つ方があるかもしれません。
しかし、この飴色になったトルクメンは紛れもなく古いものであり、オレンジっぽく見えるのは糸の芯からアプリコット色、一部には古い天然の黄色も見られます。
加えて、緑色は何度も染めを重ねてあるので、色むらがあり、黒い程に濃い緑色になります。
全ての要素が、アンティークのヤムットそのものなのです。
嬉しい事に、使用感の無さを裏付けるように、上下には白地の護符模様もあります。
端切れ等を除いて、今考えられるベストなヤムットです。



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