キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
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fc126 ヤフヤル・キリム

産地 ヤフヤル YAHYARI KILIM
年代 1905年頃
大きさ 196*123cm
価格 ご売約済み ありがとうございます


壮麗なヤフヤルの祈祷用キリムの中で、特別な絵姿を持つのがこの一枚。
独特のミフラブ模様とヤフヤル独特の美しい天然色は、見る者を片っ端から虜にしてしまいます。
大方は、ゆったりとした印象のキリムか、規則性を重視した様式美を持つ物が多い中、これはその両方を兼ね備え、何重ものマルチなボーダー部と、手の凝った、それでいてゆるやかな表情も併せ持つミフラブとの相性は抜群です。
先ずは見事なボーダー部分、どれもヤフヤルらしいと言えばその通りで、この上なく色彩豊かなボーダーは、まさにヤフヤルの醍醐味が感じられるポイントの一つ。
黄色い美しいボーダーに置かれたフックと羊の角の双方を兼ねた複合ベレケット模様は、小さな生命の木にもなり、更に、その中に小さな模様が様々織り込まれています。
メインのミフラブは、マントを広げた様な形状で、胴体には神聖さを象徴する「シャンデリア」とも呼ばれるオイルランプが吊され、両端には燭台、正に、お祈りの場に相応しいデザイン。
上方に長く伸びるミフラブは、胴体のくびれ加減も美しく、先端に大きな羊の角を持ち、その左右からは神々が手を差し伸べるような格好、この上でお祈りを捧げる人に神様のご加護があるようにと願っています。
これはヤフヤルのお祈り用キリムとして全てが完璧であり、保存状態まで申し分が無いのです。
上下の房の部分をご覧下さい。
これは現状のまま、元々のフィニッシュ部分を残し、その上から房止めしています。
若干、経糸がヨレヨレに見えますが、これがオリジナルの状態です。
そこら辺りにあるオールドキリムの如く、緯糸を少し抜いて房止めを行い、房を短くカットすると、一見して綺麗に映りますが、失われる部分も少なからずあります。
でもこれは、できる限り元の状態に留めておくべきもの、不揃いであろうが、何であろうと余計な詮索は好ましくありません。
また、このヤフヤルはその出所が判明している数少ないタイプです。
元の持ち主は、業者でもコレクターでもなく、イスタンブルのアジア側、とある町の一般家庭で、極普通の民家に眠っていたものです。
ただ、名誉を重んじる慣習が強く、家庭の事情を詮索することは憚られますので、その家庭のご先祖様が織った物なのか否かは、確認していません。
しかし、収集家でも無い者が、他人の織ったキリムを後生大事に保管しているとは考えにくく、おそらく末裔の家族の方だと思われます。



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