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fg19 マラティア・キリム |
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美しい天然色が愉しめるマラティア辺りのキリム。 太陽光が陰った時に撮影していますので、鮮やかな色合いの再現力は劣りますが、ウールの自然な乳白色、少し生成っぽい様子は良く現れています。 フィールドは頻繁な色の切り返しと三段になった目の模様との組みあわせによって古い天然色の醍醐味が感じられます。 ドライローズとも呼ばれるバラ色を再現した高貴な赤は、触媒のせいか、経年により溶けています。 このコチニール由来の少しピンクっぽいこの赤、そして、アプリコット色はマラティアよりもむしろアダナやレイハンルに近い色合い。 同じくコチニール由来のなすび/紫色は濃淡があり、両方とも良い状態で残っています。 中央部のフィールド、そして流水模様など随所に使われている青は、良く熟成されたインディゴからの染め、適度な色むらが見て取れます。 色むらとして使われた(青)緑色は、少しだけですが絶妙なアクセント。 画像では黄土色に見える部分も、破損部から糸の中の鮮やかな年代物の黄色が見て取れます。 真っ白の部分はコットン、経年によっても黄ばんだりしないので真っ白のまま、ウールよりも丈夫なのでこの周囲はよく現存しています。 |
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