キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
クッションカバーも取り扱っています。
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ol973 カシュカイ・キリム

産地 カシュカイ QASHQAI KILIM
年代 1925〜1930年頃
大きさ 194〜205*132cm
価格 ご売約済み ありがとうございます


真新しく見えますが、これはカシュカイの古いキリムです。
普段、「使われていないキリム」という表現をする場合、実際には、数ヶ月から1年前後は使われているもので、もっと若い年代のキリムに頻繁に見られます。
このカシュカイもその使われていないキリムの部類に入りますが、これはかなり未使用期間が長いキリムです。
色合いをご覧頂ければお分かりの通り、これに使われているのは、古いキリムの色合いばかり。
カシュカイでは、100年前のキリムですら化学染料のオレンジが入りますが、この様な少し山吹色に近いオレンジは、同じくらい古い年代のものに見られます。
天然色がどうかは定かではありません。
ただ、間違いないのは、かなり古いキリムということ。
他の色全てが、草木由来の天然色です。
そして、このカシュカイの一番の特徴は、とても強靭に織られている事。
その引き締まった様子は、画像からも感じ取って頂けると思います。
使用感が無い為に織りが硬いままという事もありますが、それだけでは説明できない織り密度の高さは、経糸にコットンを使用し、凄く目を詰めて織り進んだ結果。
アフシャル族の織るスザニと呼ばれる強固なキリムにも似た感じ、この織り手は、初めからこの様な強いキリムに仕上げようという意図があって、あえてコットンを選択したようです。
イラン北西部のキリムや絨毯に、強靭なコットンベースのものがあるのとよく似た感じ。
また、これを一目見た印象では、大らかな印象を受けるかもしれません。
元々、遊牧民が織ったキリムですから、当然と言えばその通りですが、その理由の一つは、多くが三連のメダリオンを好んで使う中、これはツイン。
巨大なメダリオンを二つ置く事による対称性やバランスも考えての事です。
その為、華美な装飾のカシュカイと比べると、最初は、単調な印象を受けるかもしれません。
しかし、ずっと見ていると、この大らかな様子が後から好きになってくるから不思議なもの。
細かな模様がゴチャゴチャと入ったもの、特にそれが化学染料の場合、しばしばインテリアとの相性を考えますが、この場合は最初からそこにあったかの様に馴染みます。
清々しい青色、そして、青緑の深い色合いは、心を休めてくれます。
所々、人の顔のように見える模様は、織り手自身もそれを意識したもの。
前述の通り、織りそのものは密で、適度な厚みもあり、かなり使い込んでもへこたれる感じがありません。
普段、敬遠されそうなキリムの上に重いテーブルを置いたりという使い方もこれはいけそうです。
それでも、机の足にカバーをする等をして頂ければ、より万全です。




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