キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
クッションカバーも取り扱っています。
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ol975 シブリヒサル・キリム

産地 シブリヒサル SIVRIHISAR KILIM
年代 1920年頃
大きさ 223*161cm
価格 ご売約済み ありがとうございます


バジャルと呼ばれるこの地方を代表する祈祷用キリム。
この地方とは、シブリヒサル、そして、県境を接するコンヤ各地を指し、カワックに限定されません。
むしろこれは、カワックよりもオブルク方面の特徴が多く感じられるくらいで、見分けるにはそれなりの知識と豊富な経験が必要になります。
ただ、お祈り用のキリムとしては、シブリヒサルの方が高名で、高い価格で取引される事から、一般にはコンヤ産のものがシブリヒサルと言われる事がしばしばあります。
そのせいで、この名を使う事には抵抗があり、余程の自信と十分な裏付けが無ければ、そうとは書きません。
高価な品物になるため、少しだけ秘密を明かしますが、私は一目見た時からシブリヒサルだと直感しました。
しかし、買う前から見惚れていたのでは相手の思うつぼ、商談の際には、相手に悟られないよう敢えて「このカワックはいくらか?」と話し、最後までそれで通しました。
コンヤ各地で見つかるお祈り用キリム、カワックもそうですが、多くは小さめのサイズで織られ、しばしば遊牧民特有の素材、つまり、ブラウン系の糸等で織られていますが、これは皆無。
それどころか、移動には向かない巨大なサイズで、四段重ねの巨大な煙突模様が、強く自己主張しています。
何より決定的なのは、このキリムはスイスでキリム屋を営んでいた方が最後まで持っていたキリムの一枚で、他の複数のシブリヒサル、それもこれ同様に大きなものと一緒に出てきた事が決定的でした。
それでも、このひょうきんな図柄・色むら加減といい、気の向くままに織り進んだ遊牧民らしさが全開な所は、その所以を察する事を複雑にしますが、一方で、形式的な側面との融合具合が面白く、これと向かい合った時の迫力、満足感はひとしお。
図柄の大らかな感じとは裏腹に、しっかりとした構成は織り手の腕利き具合を証明しています。
きっと、リビングルームに広げる為の物か、広い壁面をこれで覆う等の用途があったのでしょう。
あくまで、推測によるものです。
また、掲載画像をざっとご覧頂ければ、その使用感の無さ、保存状態の良さがお分かり頂けると思います。
今時見つかる良いキリムと言えば、使い込んだものばかりで、こういったコレクション向きのキリムは既に個人所蔵となっているので、今回の様な事でもない限り、否、例えあったとしても入手する機会は、かなり稀です。
いわゆるアンティークには及ばないため、いずれかに化学染料が使われている可能性はありますが、ケミカル調の色は一つもありません。
全てが天然色と言われれば、そうかなと思うくらいのレベル。
価格帯、そして、希少性等から、コレクションのページに掲載する事も考えましたが、オールドキリムの代表としてここに掲載するこ事にしました。
持っているだけで十分嬉しく思えるキリムなので、売るためのセールス、美辞麗句を並び立てるような事はしません。



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