キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
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ol783 フェティエ・キリム

産地 フェティエ FETHIYE KILIM
年代 1950年頃
大きさ 277*173cm
価格 120,000円


フェティエらしくない精密なタイプの大判キリム。
ol782と同じ仕様で一緒に織られたキリムなので、大きさも誤差程度の差しかありません。
元々、両者とも同じ色合いでしたが、最終の日干しの期間を短くしたため、これは色合いが濃いめです。
天然色の赤色は強いままですが、こちらも退色すれば同様に色むらが良く現れて来ます。
田舎の農村で織られた牧歌的なタイプのフェティエと違い、この手のものは郊外の専門工房又は高度な技術を備えた家庭で織られた作品で、歪みもなく綺麗な四角い形に織り上げられています。
このキリムは、民族/部族の特徴の出たボーダーを置かず、全面をフィールドとし、星模様で埋めています。
波模様のジジムは、星模様を均等に配置するために引かれたものでしょう。
当時、きっと今回ご紹介するキリムの他にも赤いキリムのニーズがあったでしょうから、実際にはこれに使われる以上に赤の色糸を準備したと思われます。
草木染めの伝統が失われつつあった時代、染色に必要な分量の大量の茜を探し出す事は容易ではありません。
採取した茜も含まれる色素の分量から同じではありませんから、何回にも分けて染める内、同じ色合いに染まって見えても、それぞれ微妙に異なります。
それでも、将来予想される色むらを在る程度想定して、焦げ茶っぽい色むらも含め、規則性のあるむらでカバーするのが経験と技術の成せる業、これも仄かにむらが現れつつあります。
左右に入れられた装飾を兼ねたかがりは使い込んで浸食されるのを防ぐ為のもの、微妙に星の形が違う他は特段の変調は施されていません。
気持ち薄手のキリムですが、ふんだんにウールを使いしっかりと織り込まれているので同等サイズの縞模様キリムと比べても重量感があり、それだけ耐久性にも長けています。
幅があって長さも控え目、室内敷きにピッタリの大きさです。




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