キリムの店*キリムアートアトリエ
【Kilim Art Atelier】 キリムと絨毯販売
こだわりのキリムで作ったバッグや
クッションカバーも取り扱っています。
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レイハンル・キリム

レイハンルのキリムは、その特有のデザインと美しさから人気があります。
すべてを買い取って販売ることはできませんが、トルコ在庫のものは、すべて信頼できる店のものですから、品質と年代は自信を持ってお勧めします。
フラグメントも含め、いろいろなタイプのレイハンルをご覧ください。


r44
338*142
750,000円


r40 r41 r42 r43
374*164 354*160 369*172 453*166
4,000,000円 200,000円 680,000円 1,380,000円


r29 r35 r36 r38
350*73 345*155 456*86 327*83
250,000円 5,000,000円 280,000円 340,000円


r13 r20 r27 r28
364*150 376*152 366*170 334*150
840,000円 1,580,000円 1,280,000円 680,000円


レイハンルと言えば、「コーカサスから移住した人々によって商用目的に織られた・・・」とコピーしたかのように同じ解説ばかりで新鮮味もなく、また、イギリス人の書物の丸写しでは、全然おもしろくありません。
もちろん、コピー解説もあながち間違いではないと思いますが、現場のキリム屋では、そのような文化人類学的な起源はおろか、コーカサス伝来などと言うキリム屋は誰もいませんので、もっと身近に実際のマーケットで通用している情報についてご説明します。
ここでご紹介する内容は、長年に渡りキリム屋さんなどから聞き取り書き記したものを、私が簡単に取りまとめました。
高い勉強代の見返りに修得したものうち、基礎部分をご案内しますので、レイハンル選びの参考にしてください。
ネット上であまりに独創的な見解を紹介すると誤解して引用される恐れがあるため、ごく基本の部分に留めておきます。

レイハンルと呼ばれるキリムは、「アダナ」「ハタイ」「スリア」に大別されます。
レイハンルは、その地理的条件からも推察できる通り、アラブの文化圏に極めて近く、キリムもアラビックキリムとアナトリアキリムの融合したものがレイハンルと呼ばれ、コントラストのはっきりとした強い色、特徴的なデザインと織り目の固く引き締まった織りが特徴です。
総じて品質の高いものですが、レイハンルも手織りですから、例えアンティークであってもごく希に色合いの薄いもの、ゆったりとした織りのものが見られます。

アラブ地域のキリム又は、交易都市として栄えていたハレップ(トルコ語読み)で流通したキリムのうち、レイハンルの特徴を兼ね備えたものは「スリア・レイハンル」と呼ばれます。
また、ハタイ特有のデザインで織られ、ハタイ産のキリムの特徴を持っているものは、「ハタイ・レイハンル」、そして、コンヤやアダナなどのアナトリアデザインとも酷似しているものを「アダナ・レイハンル」と呼んでいます。

《アダナレイハンルとは・・・》
キリム屋の中には、アダナ・レイハンルを「婚姻等によりハタイからアダナへ移住した者の手により織られた」と説明する人もいますが、それは全くの嘘と断定はできないものの、真実からはかけ離れたものです。
なぜなら、アダナはレイハンルからかなり遠く、アダナより近くて文化交流のあるアンテップに実際に多く移住しているにもかかわらず、「アンテップ・レイハンル」とか、デザイン的に近い、「コンヤ・レイハンル」などとは誰も言いません。
なぜでしょうか?
その昔、紀元前3世紀、ハタイのアンタクヤがマケドニア王国滅亡後のセレウコス朝の首都(アンティオキア)として栄えていた時代に、すでにシルクロードから運ばれてきた交易の町であったことは知られています。
現在においては、かつての交易都市の栄華をしのぶことはできますが、オスマンの時代には、すでに綿花などの交易で裕福になったアダナにその座を譲ることとなりました。
つまり、アダナ・レイハンルとは、実際にはハタイ県で織られたにもかかわらず、商業都市であるアダナで取引されたためにアダナ・レイハンルと呼ばれるもの、その他にアダナ近郊で織られた可能性はあるものの、レイハンルのデザインと品質を兼ね備えたキリムです。
その他にも、遊牧民によるレイハンルと呼ばれるキリムや全くの偽物まであります。
当然、レイハンルという称するだけで、プレミアが付くため、典型的なハタイのデザインで織られたキリムを除いては、複数のキリム屋に尋ねて確認するなど、十分に注意してください。

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